リフォーム用語【上がり框(あがりかまち)】
玄関の上がり口と土間床との段差の高い方の床に取り付ける横木のこと。
摩擦が多いためヒノキ、ケヤキなど木目の美しい木材のほかに、人造大理石や御影石なども使われている。一戸建てでは、20~40cmの段差がついているため、上がり框に腰掛けて靴を着脱することも可能。最近は、同居している高齢者のために、上がり框のところに腰掛け用の式台(ベンチ)や折り畳みイスを設置するケースが増えている。また車椅子を利用する人のために、上がり框と玄関土間の間にステップやスロープを設けたり、昇降機を設置するケースもある。