リフォーム用語【バリアフリー・リフォーム工事】
施主や施主家族の要望を聞きながら、家族が抱える苦痛や不便さを解消するために行うリフォーム工事のこと。近年は、将来のことを考えて、40代~50代で住まいのバリアフリー化(工事)を行うケースが増えている。バリアフリー化(工事)は、言わば「問題解決型」のリフォーム工事のこと。家族構成や家族の生活様式、さらに身体状況や症状などに応じて、オーダーメイドで間取りの変更や床・建具等の資材の変更、さらに手すりや各種安全器具の取り付けなどを行う。一方、「問題提唱型」と呼ばれているのが、「ユニバーサルデザイン住宅」あるいは「住まいのユニバーサルデザイン化」だ。ユニバーサルデザインをバリアフリーの延長と捉えている人が多いが、両者はまったく別のもの(設計思想)である。