リフォーム用語【階段】
上下階を昇り降りするための構造物で、足がのる部分を踏面、それに直角な部分を蹴上げと呼ぶ。階段には形状によって、(1)らせん階段、(2)屈折階段、(3)折れ階段、(4)直(進)階段、(5)まわり階段などがある。建築基準法では踏面の寸法が15cm以上、蹴上げの寸法が23cm以内、内法寸法(階段の幅のこと)75cm以上と定められているが、この基準で階段を造ると、高齢者や小さな子供には急な勾配となる。フラット35の優良住宅取得支援制度の「バリアフリー性能基準」〔踏面は19.5cm以上、蹴込み(蹴上げ部分を斜めにして、爪先がすっぽり入るように踏面の奥行きを広げた部分のこと)は3cm以上など〕を参考にしてプランニングするといいだろう。