リフォーム用語【KES】
1988年に開発された木造建築物の建築方法。開発者の名前から「キムラ・エクセレント・ストラクチャー・システム」と命名され、その頭文字をとり「KES構法」と名付けられた。14cm角という大断面の柱と梁を独自に開発した接合金具で接合し、大きな部屋をとりやすく、3階建てなどの大型住宅も可能なシステム。耐久性があり、また、耐震性、断熱性、遮音性といった住宅の基本性能も高く、増改築の自由度が高いなどの利点がある。日本、アメリカ、カナダにおいて、オリジナルコネクターとそれを組み立てる構法で特許を取得しているほか、木造3階建共同住宅では、日本で最初に建築確認を取得している。