リフォーム用語【キッチンリフォームの工程】
キッチン部分のリフォームには、撤去解体工事、給湯・給水・排水設備工事など、様々な工事・工程がある。これらを理解しておくと、リフォーム施工会社から提出された見積書の内容をさらに理解することができるはずだ。 (1)解体撤去工事/既存のキッチンキャビネットや吊り戸棚、レンジフードなどを解体撤去する工事のこと。産業廃棄物としての運送料や処理費用なども見積書には計上される。 (2)養生工事/キッチンパネルやシステムキッチンを施工・設置する前に、床・壁下地を補強する工事のこと。防水工事も含まれる。 (3)給湯・給水・排水設備工事/各種の給排水設備用の配管工事や設置工事を行う。 (4)ガス配管接続工事/ガスの配管工事のほかに、換気扇用の排気ダクト工事なども含まれる。 (5)電気配線工事/手元灯や換気扇用の電気配線を工事する。またIHクッキングヒーターやビルトイン式の食器洗浄乾燥機などを導入する場合は、200ボルトの電気工事も必要になる。 (6)取付設置工事/キッチンの配置の変更やシステムキッチンの設置工事。各住宅設備機器メーカーの専門スタッフが行う。 (7)内装仕上げ工事/キッチンパネルの設置や各種塗装工事など。 (8)設備機器代金/システムキッチンやキッチンキャビネットなど、新たに購入・設置した設備機器の代金。