リフォーム用語【小屋裏換気】
小屋裏(屋根裏)部分を換気し、たまった熱気や湿気を外に排出するのが小屋裏換気である。小屋裏換気は外断熱や屋根断熱といわれる屋根面に直接断熱材を入れる断熱工法の場合は関係がない。屋根ではなく、天井面に断熱材を敷き込む内断熱工法の場合に必要になるのが、小屋裏換気だ。一般に小屋裏換気には、「妻面換気」「軒下換気「軒下換気と妻面換気の併用」「棟換気」の4種類がある。いずれも建築基準法上、必須というわけではないが、旧住宅金融公庫融資やフラット35融資を利用する際に必須条件となっており、結果的にわが国で建設された木造住宅の半数以上が小屋裏換気を採用しているという。