リフォーム用語【証券化住宅ローン(フラット35)】
民間金融機関と旧住宅金融公庫が提携して誕生した、長期固定金利型の住宅ローンのこと。旧住宅金融公庫(住宅金融支援機構)が民間の住宅ローン債権を買い取り、証券化して投資家に販売する仕組みをとっている。新築住宅または一定の耐震基準を満たす中古住宅で利用可能だが、利用できる住宅の条件として広さや質など旧公庫融資に準じた基準が設けられている。借りる際の保証料が不要なほか、繰り上げ返済手数料が無料というメリットもある。現在は、当初5年間の金利を0.3%優遇する「フラット35・S」(優良住宅取得支援制度)や、利用者がなんらかの事情でローン返済ができなくなった場合に住宅金融支援機構が保険金で金融機関に支払ってくれる「フラット35保証型」なども登場している。