リフォーム用語【トレードオフ】
もともとはビジネス用語で、「何かを採用する代わりに、何かを犠牲にする」という意味。これが転じて住宅・建築分野では、「ある1つの性能を追求することで、別の性能を犠牲にする」という意味に使われている。例えば自宅の窓に三層ガラスサッシを採用すると、高い断熱性や気密性を実現することができるが、その一方で「窓サッシが重くて開けにくい」など、窓サッシそのものの操作性や機能性が失われることになる。こうした場合、「住まいの断熱性・気密性と、開口部の操作性・機能性をトレードオフした」などという。