
増築
増築プラン例
【同居するために2世帯にしたい】

ですが、注意もいくつか必要です!
例えばご両親が高齢者の場合は、バリアフリーを取入れるのはもちろん階段や玄関にも気を配る必要がありますし、電気・ガス・水道などの位置の見直しも欠かせません!
いずれにせよ一番のポイントは、「長く住める空間を考える」という事です。
5年後、10年後になっても使い勝手の良い家、住み心地のいい家でなければ、意味のない増築リフォームになってしまいます!
【キッチンやお風呂を広げたい】

「広げたいから増築!」と安易に決める前に、間取りの見直しや、デッドスペースを活用した改築も検討したうえでの工事をお勧めいたします!
【子供部屋を構築したい】

子どもの成長に合わせて増築リフォームを考える方も多いはずです!1階の一部を増築、2階の一部を増築など色々と対策はありますが、初めから間取りを限定するのではなく、成長とともに変化する子供の生活に、フレキシブルに対応できるような可変空間をめざした設計が理想的です。 例えば、可動式の間仕切りを設け、幼稚園児くらいまでは解放していつでも目が届くようにしておき、小学生以上になったら壁で仕切る。
また2人以上のお子様の場合も、必要に応じてワンルームの子供部屋を2室に仕切るなど、未来を見越してのリフォームがおススメです!
増築のポイント
ポイント1 キチンと診断

既存の建物のどこかを解体して増築部分を繋げるのですから、まずは既存の建物をキチンと診断する事が重要です。勝手にどこでも繋げられるワケではありませんので、ご注意を!
ポイント2 耐震性の確認

増築したことによって全体のバランスがくずれる場合もありますので、耐震補強などの計画をきちんと行いましょう。
ポイント3 水回りは慎重に!

増設箇所に、トイレ・洗面台などを設置すケースもあるかと思いますが、その際に注意することは、「給湯器」からの位置です!給湯器からの位置が遠いと、水がお湯になるまでに時間がかかったリます。即湯ユニットなどで対応することも可能ですが、プランの時点でしっかりと考えておくことをおススメします。
ポイント4 屋根は大丈夫?

増築後によくある問題として「雨漏れ」が上げられます。屋根のすき間に水が流れ込んでしまうからです。 既存の屋根が増築部分と重なる場合、既存部分も勾配の関係上、直さなければいけません。無理な増築は、雑な工事は数年後の「雨漏れ」につながります。
増築する際の注意点
土地は、火災の広がりを抑えたり、日当たり、景観を確保するため、そこに建てる建物の大きさについて、都市計画の一定で基準が設けられています。 このうち、敷地の何パーセントの広さまで建物を建ててよいかを定めた割合のことを「建ぺい率」といいます。 人が住むための居住地域では50から80パーセントに設定されており、たとえば建ぺい率が60パーセントの土地では増築の際土地面積の60パーセントを超えない範囲での計画が必要です。 1階、2階などの居住空間(述べ床面積)に対する割合を定めたものを「容積率」といいます。これは100~200パーセントの場合が多く、これを超えないプランで増築を計画することになります。