ガラスフィルム
ガラスフィルムは暑さ・まぶしさを和らげる日照調整機能だけでなく、防犯・安全のための飛散防止フィルムや、防犯のためのフィルム、目隠しのためのフィルムなどがあり、多彩な用途で使い分けられます。
日照調整フィルム
日差しの熱を2分の1にカットします。夏は暑く残暑厳しいところにお住まいの方でも十分に夏の節電効果が期待できます。 採光を確保しながら日射熱をカットしますので夏快適に過ごせます。(3Mスコッチティント ウインドウフィルムの場合)
目隠しフィルム
屋外からの光を取り入れつつ視線を遮ることができるガラスフィルムです。 ブラインドやロールスクリーンを使わなくてもプライバシーを守ることができるため、室内に開放感が生まれ、オフィスレイアウトもすっきりまとまります。 ガラスの透明感は損なわず、屋内から外の眺めは自然です。ハーフミラータイプ、スモークタイプ、不透明、乳白色・マットタイプなどイメージが異なります。
貫通事故防止タイプ
人や飛来物がガラスを突き破ると大事故に繋がります。これを予め防止する機能が強化されたフィルムが貫通事故防止フィルムです。 最近の建築物はガラス開口部が大型化し、出入り口や通行量の多いところでは事故が発生しています。マンションのエントランスやビルでは特にこの対策は重要です。学校・病院・高齢者施設などでもこうした危険性の回避は欠かせません。 また安全上、台風、突風、爆風などによる飛来物対策も大切です。こうした飛来物は室内に鋭い破片を飛散させ、思わぬ怪我に繋がりかねません。こうしたフィルムを取り入れることで安全対策ができます。
飛散防止ガラスフィルム
地震や台風などの災害で強い衝撃を受けたガラスは鋭い破片となって飛散します。飛散防止ガラスフィルムは特に飛散防止を強化したフィルムで、二次被害防止などに効果を発揮します。飛散防止フィルムには次の対策に効果があります。
災害対策 | 地震・台風の災害で強い衝撃・風で割れるのを防ぐ。 |
事故対策 | ガラス衝突した人や物の貫通を防ぐ。 思わぬ事故等の惨事を最小限に食い止める。 |
防犯対策 | 窓からの侵入を防ぐ。ガラスを割っても、フィルムを簡単に裂く事が出来ず侵入を妨げます。盗難等の被害を未然に食い止めます。 |
防犯フィルム
破られにくい強靭なガラスフィルムで窓ガラスをガードすることで、窓からの犯罪者の侵入を防ぎます。 ガラスを割っても、フィルムを簡単に裂く事が出来ず侵入を妨げます。盗難等の被害を未然に食い止めます。
警視庁「防犯性能の高い建物部品」該当品ガラスフィルムを使用した店舗サインに関して
ガラスフィルムにオリジナルのサインなどをプリントすることにより、店舗のPRをすることができます。ガラスサインは、ある程度の目隠しの機能を持たせつつ、情報を解りやすくデザインさせて頂きます。半透明のこのタイプのガラスフィルムはお勧めです。
フィルムが貼れないガラス・場所
表面が凸凹したスリガラスや表面が平でも湾曲しているガラス。
(外側が平らであれば外貼り対応フィルムの施工は可能です)
マンション・戸建の場合3.5メートル以上の高所で足場のない場所。
3.5メートル以下でも階段等で脚立が立てられない場所。
(脚立の高さは1.7メートルまでしかありません)
工場や倉庫で3.5メートル以上の高所にある窓ガラスは別途足場代をいただければ施工可能です。
ポリカーボネートやアクリルなどガラス以外の窓。
施工後の注意事項
施工から2週間はUVカットフィルムを清掃・触る・剥がすなどは控えて下さい。
窓の開閉はしていただいて大丈夫です。
水を使って窓ガラスにUVカットフィルムを張りますので白く曇ったり水泡ができますが、通常2週間程で蒸発して消えます。(防犯フィルムSH15CLAR-Aを除く)
日影や気温が低い場所、北面の窓ガラスは、水分が抜けるまで1~2ヶ月程かかることがあります。